日本縦断!不動産情報マニュアル

体質強度から見た必要利益の設定

2011.11.12

体質強度を使って目標利益を算出する方法、あるいは体質強度からみた必要利益率などを考えてみよう。現在一〇億円の完成工事高の会社が、年率一〇%ずつ工事高が伸びた場合と、二〇%ずつ伸びた場合に、体質強度を現状に維持しようとすれば、どれだけ税引き前利益率が必要かをモデル的に計算したもの。この場合、税引き前利益率がわずかずつ下がっているが、これは役員賞与・配当などのとり方によるもので、毎年同じ利益率とすれば、一〇%の伸びの場合は年平均三・四%、二〇%の伸びの場合は年平均四・八%と考えていただいてよいだろう。

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このモデルの場合、伸び率が10%と二〇%では、工事高の伸びの高いほうが、一・四%利益率を高く必要とする。ましてや体質強度をあげていこうとすれば、より高い利益率をあげなければ達成し得ないものである。ここにいう三・四%とか四・八%という利益は、この企業の体質強度の維持に絶対必要な線であって、これが、この企業にとっての必要利益ということになる。何千万円の利益があったから儲かったなどというのは、経営を何も知らない人の言うことである。





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