日記を書き、写真を撮る(記録する)のはおもしろいし、実際役立つこともある。でも、それは、過去を振り返って反省の糧とするためでもなければ、過ぎた日々を懐かしむための「アルバム」づくりでもない。大切なのは、記録をとるために「足を止めている」ことそのものの効用だ。記録をすることは、毎日のあわただしい流れを一瞬、止める。その一瞬にだけ、いつもは意識していない等身大の自分の姿を眺め、これから変化していくだろう未来の自分の姿をチラリとのぞくことができるのだと思う。
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だから(日記をつけることで成長しよう、とか大上段にかまえずに)、「最近、昨日何かあったかもすぐ忘れてしまう」「どうも、自分を見失っている気がする」という、不安とまで呼べない漠然とした気持ちを感じているなら、三日に一度、一週間に一度でもいい、日記をつけてみては?あるいは、ちょっとした生活の記録をとって、いまの自分の姿を見つけてみてはどうだろうか。